いつまでも健康な歯でいたいから~予防処置~
「虫歯になっても治療すれば大丈夫」――そうお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、一度虫歯や歯周病になった歯は、治療しても元の健康な状態に戻ることはありません。さらに歯を削るなどの「治療」が歯にダメージを与え、歯の寿命を縮めてしまいます。
今、歯科治療の流れは「Cure(治療)からCare(予防)へ」と変わってきています。いつまでも自分自身の歯でおいしい食事が楽しめるように、佐倉市染井野の土日祝日も休まず診療している歯医者「スター歯科」の予防処置で、本気で予防に取り組んでみませんか?
削ってしまった歯は、元に戻りません
人間の体には「自然治癒力」が備わっています。例えば、転んでケガをしても、薬を塗れば治りますし、骨が折れてもギブスをして一定の時間が経てば骨ができてつながります。それに対して歯には自分でよくなろうとする力がないため、悪くなったところは削り落として、人工物で補うしか方法はありません。歯は、治療によって機能を回復することはできても、元通りの姿に治ることはないのです。
歯を削ったり失ったりしたあと、どんなに上質な人工素材で補っても天然の歯に勝るものはありません。だからこそ、「治療」ではなく「予防」が重要になってくるのです。
歯を削らずにすませるために
歯を削らなくてもすむように、日頃から気を付けておくべきことをまとめました。
1.ご自宅でのセルフケア | 普段から正しい歯みがきを心がけ、お口の中を清潔に保ちましょう。 |
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2.歯科医院でのクリーニング | セルフケアで落とし切れない汚れを、専用の医療機器を使って除去すると、虫歯など病気にかかるリスクを減らせます。 |
3.虫歯以外の病気にも気を付ける | 歯を失う一番の原因は、虫歯ではなく歯周病。「虫歯がないから大丈夫」ではなく、歯周病のチェックも忘れず。気になることがあれば歯医者さんに相談しましょう。 |
定期検診をおすすめします!
初期の虫歯や歯周病には症状や見た目の変化がほとんどないので、歯科医師や歯科衛生士などプロの目によるチェックが欠かせません。定期検診を受けることは、病気を未然に防ぐのはもちろん、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につながります。病気がひどくなる前に治療できれば、歯を削る量も少なく、歯へのダメージも軽減できます。
定期健診の目的
1.歯周病や虫歯にかかっていないか、チェックします。 |
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2.毎日の歯みがきがしっかりできているか、チェックします。 |
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3.歯石など、歯みがきでは取り切れない汚れをきれいにします。 |
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4.クリーニングのあとお子様には歯の表面にフッ素を塗布します。 |
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定期検診を受診された患者さんにはケアグッズをプレゼント!
最近では美容院に行くのと同じ感覚で、定期検診を受診する患者さんも増えています。生涯にわたってご自分の歯でおいしい食事を楽しめるよう、そして笑顔で毎日を過ごせるよう、3~4ヶ月に1回は定期検診に通って、お口の健康を維持しましょう!